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  • mitsuka

食堂という場所


オープンから、まもなく2ヶ月。

2ヶ月と言っても、週3日の営業なので、営業日数としては20回ほどで、

正直、目の前のことに対応するのが精一杯の日々でした f^^;

まだまだ上手く動けてないな〜と思うことばかりなのですが、

その反面、日々の小さな発見や成長を新鮮に思える時期でもあるように思います。

ちょっとだけ余裕ができて、そう思えるようになってきました。

そんな気持ちを忘れぬよう、

日々思ったことをここに綴っていきたいと思います。

***

日本でも外国でも、知らない町でいい「食堂」に出会えると、

急にその町との距離が近くなるように思う。

レストランのようにかしこまっていなく、

ファーストフード店のように無機質でもなく、

あたたかい料理を「さあ召し上がれ!」と出してくれる場所。

わたしたちの身体は、わたしたちが食べるものできている。

何を食べるかは、どう生きるかでもある。

大げさな話でも、スピリチュアルな話でもなく、実際のこととして。

だから、元気がない時や心細い時に食べるあたたかなごはんは、

身体にもココロにも力を与えてくれる

(最強のパワーミールは、おかあさんのおにぎりだろう)

わたしの食堂の思い出は、学生時代に留学していたフィンランドの学食。

ほぼ毎日、大学の食堂で昼食を食べていた。

たっぶりの人参サラダとマッシュポテト(芋が主食)、ミートボール、黒パン。

だいたいこんなメニューなものだから、すごく太ったのだけれど(笑)、

レジのおばちゃんが ”Hyvää ruokahalua!”(めしあがれ)と必ず言ってくれて、

その一言が妙に嬉しかったな。

食堂まるふ農園は、カフェとしての使い方もしていただきたいけれど、

メインは「食堂」。だから、食堂と名付けた。

ご家族と、お友達と、彼氏彼女と、おひとりで。

おなかもココロも満たされる、頼れる食堂になりたいと思う。


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